少しMacでRubyを触ってみようと調べたら、通常のRubyのほかにMacRubyなるものがありました。
通常のRubyはすでにLionに入っている(/usr/bin/ruby)のでインストールは不要です。
MacRubyはRuby1.9にObjective-Cが合体してXcode上でRubyでMacアプリが作れる別物(要インストール)です。
Ruby上のクラスはすべてNSObjectを継承しています!(キモですね)
なので、もちろんInterfaceBuilderのUIとRubyのクラスも連結できます。
とりあえず超簡単なHelloRubyアプリ(ボタンだけ)を作ってみました。
1. XcodeのNew ProjectでMacRuby Applicationを選択
2. New FileでRuby Fileを作成、ここではファイル名はMyController.rbと命名
3. ボタン(NSButton)を押された時のアクションを下記のようなコードを書く
4. MainMenu.xibに上記のNSObject(MyControllerクラス)を追加
5. MainMenu.xibにNSButtonを追加し、MyControllerとNSButtonを結びつける
6. 出来上がり(ビルドして実行)
ちゃんとNSButtonからRubyのコードに伝わっています。
XcodeがRubyの構文を理解しているわけではないので、けっしてObjective-Cほど書きやすいわけではないですが、Rubyを使ってMacのUIアプリが作れるのは面白いですね。
RubyとObjective-Cとの連結の詳細はTutorialに記載されています。ここを読めばだいたいの雰囲気はわかるので、あとはなんとかなると思います。前提知識は要Objective-Cです。
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