2012-02-02

MacでRuby。MacRubyでアプリの作り方。

少しMacでRubyを触ってみようと調べたら、通常のRubyのほかにMacRubyなるものがありました。

通常のRubyはすでにLionに入っている(/usr/bin/ruby)のでインストールは不要です。

MacRubyはRuby1.9にObjective-Cが合体してXcode上でRubyでMacアプリが作れる別物(要インストール)です。
Ruby上のクラスはすべてNSObjectを継承しています!(キモですね)
なので、もちろんInterfaceBuilderのUIとRubyのクラスも連結できます。

とりあえず超簡単なHelloRubyアプリ(ボタンだけ)を作ってみました。
1. XcodeのNew ProjectでMacRuby Applicationを選択
2. New FileでRuby Fileを作成、ここではファイル名はMyController.rbと命名
3. ボタン(NSButton)を押された時のアクションを下記のようなコードを書く


4. MainMenu.xibに上記のNSObject(MyControllerクラス)を追加


5. MainMenu.xibにNSButtonを追加し、MyControllerとNSButtonを結びつける


6. 出来上がり(ビルドして実行)


ちゃんとNSButtonからRubyのコードに伝わっています。

XcodeがRubyの構文を理解しているわけではないので、けっしてObjective-Cほど書きやすいわけではないですが、Rubyを使ってMacのUIアプリが作れるのは面白いですね。

RubyとObjective-Cとの連結の詳細はTutorialに記載されています。ここを読めばだいたいの雰囲気はわかるので、あとはなんとかなると思います。前提知識は要Objective-Cです。

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